建物の足場組立工事を行っているアーキテクトです。
足場組み立てには様々な方法があります。
おそらく日本で一番多いのはクサビ式足場ではないでしょうか。
クサビ式足場とは配管同士をつなぐ穴が小さくなっていて、そこに差し込んでトンカチなどで打ち込んでいくと、どんどん奥に挿さる形式のものをクサビ式足場と呼びます。
資材を打ち込むと、その資材の圧力によって穴が外側へと開いていき、中に差し込まれる仕組みになっています。
資材を一定の位置まで打ち込めば、簡単に外れることはありません。
強度もしっかりしているのでこれをどんどん繋げて足場の土台として作り上げていきます。
基本的には紐もありませんし、留め具などがないので、とにかく打ち込んで繋げていくことで、どんな資材よりも簡単につないでいくことができます。
ただ、最終的には資材同士の端は固定する必要があるので、ジョイント部を後から取り付けて固定することも多いです。
多少建設現場で使っている足場組立の種類が違うかもしれませんが、基本的にはハンマーで固定するのがクサビ式足場と考えて問題ありません。
アーキテクトでもクサビ式足場を導入して建設現場で使用しています。
使ったことがある方、ない方問わず、現場で働いてみたい方はぜひお気軽にお問い合わせください。